歴代ジョジョが兄弟だったら第7部 - ぶどうが丘学園系
キンコーンカーンコーン
ナランチャ「今日はエンポリオの家に遊びに行こうぜぇぇ〜〜ッ!」
早人「そうだね。ぼくもまだエンポリオの家には行ったことないし。」
エンポリオ「え?別にいい『ザグゥッ』あぎゃアアアーーーッ」
早人「いちいち突っ込むのもめんどいけどエンポリオ断ってないんだから刺さなくていいよ。ナランチャ。」
ナランチャ「ごめぇぇ〜ん!てっきり断られたと思って刺しちゃったぜえ〜!」
エンポリオ「ここがぼくの家だよ。」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
早人「ええええええ!!こ、ここはッ!ぼくの家の隣のグリーンドルフィン刑務所じゃあないかッ!
刑務所の隣に家建てているぼくらもぼくらだけどッ!」
ナランチャ「うおおおおおお!!でっけえ家だぜええーーーッ!エンポリオいいとこ住んでんだなあ〜〜。」
早人「今言ったばかりじゃん!刑務所だよ!け・い・む・しょッ!」
ナランチャ「…刑務所って…何?」
エンポリオ「あのね、刑務所ってのはね、監獄の一種で『ザグゥッ』あぎゃアアアーーーッ」
早人「エンポリオが説明すると長いからね。今ナランチャがやったような事を大人がやると入る所だよ。
大人が他の人を刺すのは悪い事だからね(子供でもよくないけど)。悪い事した人が罰で入るとこ。」
ナランチャ「わかったよ、早人ッ!!「言葉」でなく「心」で理解できた!つまりエンポリオを刺しまくってると
こんな大きな家に住めるってことだなッ!」
早人(…全然理解してねえ…。)
エンポリオ「別にこの刑務所全体がぼくの家じゃあないよ。この中にぼくの家があるってだけだよ。」
早人「刺されたばかりなのに元気だよね。エンポリオ。」
エンポリオ「もう慣れた。このボールを転がして…ハイ、ここが入り口。」
早人「うわー中は結構広いんだね。刑務所の中にこんなところがあるなんて。」
エンポリオ「正確には刑務所じゃあないよ。屋敷の幽霊なんだ。
当時の内装や家具が揃ってるから小学生の一人暮らしでも不自由はないね。
屋敷の幽霊って何かって?わかりやすく説明すると『ザグゥッ』あぎゃアアアーーーッ」
早人「聞いてもいないのに説明しだすからだよ…エンポリオ…。」
・・・数時間後
早人「あーもうこんな時間か。そろそろぼく帰らなきゃあ。じゃあまた明日学校でねー。」
エンポリオ「うん、じゃあねー。あれ?ナランチャ…きみは帰らないの?」
ナランチャ「あ〜オレもここに住むことに決めたぜええ〜〜。」
エンポリオ「ええええええ!!ちょ、ちょっと待ったッ!勝手に決め『ザグゥッ』あぎゃアアアーーーッ」
ナランチャ「やっぱよおお〜一人暮らしの小学生同士助け合わなきゃあなああ〜〜。
『この世の中で一番大切なものは何か?』『それは友情だ!』」
エンポリオ「だってここぼくの家だし、ぼくの能力『ザグゥッ』あぎゃアアアーーーッ」
ナランチャ「ある有名な人の言葉にもあるぜ…『オレのものはオレのもの…おまえのものはオレのもの』」
エンポリオ(ジャ…ジャイアニズムッ!!)
???「ヘイッ!」
プラフォード……パンティの山に埋もれ再起不能
タルカス……巻き添えを喰らい再起不能
宮本「……? 何だコレ……パンティー………?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
宮本「コ…コレはッ!………危ない…すぐに手を離さなければ殺られていた…なんて危ないパンティーなんだ……ハッ!待てよ………」
宮本「ちょっとそこのアナタ」
ジョニィ「…僕?」
宮本「そう、君 頼み事があるんだ。と、言っても凄く簡単な事だよ。この紙を開いて欲しいんだ。」
ジョニィ「………………分かりました…」(ペラッ)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ジョニィ「…………!ただの………白い『紙』だよ 何も書いてない…?……コレはッ!!エルメェスのパンティーッ!!」
宮本「見つけた…君の恐怖のサイン…」
ジョニィ「うわあああああああああああぁぁぁぁぁぁあ」
宮本「スゴイなコレ……コレを使えば我がエニグマの紙のコレクションがまた増える…」
徐倫「ジョニィまだ帰ってきてないの?もう夜の9時よ」
ジョルノ「……流石に奴でも心配ですね…ツェペリさんちに電話してみます…」
ジャイロ「ジョニィ?今日は奴の姿を見てないな…居残りじゃねぇの?」
ジョルノ「アイツは学習しない奴ですがセッコみたいにバカじゃあないですよ…とにかく有り難うございました」
ジョルノ「………ツェペリさんちにもいないみたいです」
徐倫「そう…心配だわ……」
ジョルノ「別に徐倫が心配なんかしなくていいですよ」
徐倫「………隣町に出て人さらいにあってないといいんだけど…」
宮本「……フゥーーっ明日は少し遠くまで行ってみるか………面白い人に出会えると…いいんだが………」
ジョナサン「結局昨日ジョニィは帰ってこなかったね」
ジョセフ「流石にコイツァ人さらいなんじゃあないのォォン〜」
ジョルノ「人さらいですか……まあいいんじゃあないですか…」
ジョナサン「な…何を言ってるだァーーッ」
そして夕刻まで時は進み……
仗助「はぁ…何か最近オレらツイてねぇーなァ……………そう思わねぇ?億泰ーーッ」
億泰「新スレでいきなり入院とか最悪中の最悪だぜ……ン?何だコレ……紙?」(ペラッ)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
二人「ギニャアア信じられねーーーーーーッ!!コイツァーーーっ」
宮本「そう、『エルメェスのパンティー』だ そして見せたな恐怖のサインを…」
二人「うわあああああああああああぁぁぁぁぁぁあ」
宮本「コレで昨日と今日で3人目…いや…3枚目かな?ククク…」
宮本「ククク………早く家に帰ろう…もっとじっくり観察を…」(ドンッ)
ナランチャ「痛ェーーッ!!てめー今ブツかってきやがったなァァーーッ」
宮本「………」
ナランチャ「オイッなんか言えよテメーッ!ブツかっといて挨拶もなしかよォォーーッ」
宮本「……やだなぁ…最近の小学生ってそんなに短気なんだ……」(ペラッ)
宮本「コレ、1本やるよ。牛乳…」
ナランチャ「(どっから出したんだ?コイツ…手品か?でもなんかムカつく野郎だぜ…)」
宮本「ところでさ、頼みがあるんだけど…この紙を開いてくれないか?」
ナランチャ「紙ィィ〜〜やだね。このナランチャ・ギルガの最も好きな言葉は頼み事をしてくる奴にNOと断わってやる事なんだよ」
宮本「……あっそう…………じゃあ……」
ナランチャ「アァーーッテメェ礼も無しかよォォォーーーッ」
ナランチャ「オーーイエンポリオぉぉーーッたっだいまぁああーー」(ザシューッ!)
エンポリオ「痛ェェェーーー帰ってくるなりいきなり刺さないでよォォーーッ」
ナランチャ「いやぁ〜癖でさ。」
エンポリオ「(………嫌な癖だな)」
…朝…
ナランチャ「オーーーイエンポリオぉぉーーッ朝だぞぉーーッ学校だぜェー」(ザクッ)
ナランチャ「………おかしいな………刺した感触が無い………エンポリオの奴……先行ったかな?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
宮本「エンポリオ・アルマーニョは紙にした…アイツも一応紙にしておくか…」
早人「おはようッナランチャーっアレ?エンポリオはどうしたの?」
ナランチャ「あの野郎先に学校行きやがったんだよ。薄情な野郎だ…めちゃ許せんなァぁーーッ」
早人「きっとエンポリオは刺されると思ったから先に行ったんだよ」
宮本「エンポリオ・アルマーニョは…昨日の夜、紙にしたんだよ…何故かエルメェスのパンティーがあんまり効かなかったからちょっと脅かしただけだがね…」
その頃、徐倫
徐倫「ねぇ正直に答えてエルメェス。アンタ仗助兄ィとジョニィをパンティーで攻撃して監禁したりしてないでしょうねェーっ」
エルメェス「オイオイ徐倫ーーン今回アタシは何にもしてないぜ!? 最近色々と忙しいからそんな事してる暇ないんだよッ」
徐倫「ふーん…ところでアンタまだパンティー携帯して無いでしょうねッ!」
エルメェス「してるに決まってるじゃん アッ!パンティーで思い出したけど最近1個落としたんだよなーーッ…………」
徐倫「ウッソ!早く捜しなさい『徐倫…今回の二人の失踪…何か妙な胸騒ぎがすんだよな…』え?」
宮本「ククク……早速ナランチャ・ギルガと川尻早人の『恐怖のサイン』を見て紙にしてやる…」
??「待ちたまえッ!!」
宮本「!?」
吉良「君…どうやらスタンド使いだな…川尻早人は私の息子でね…手出しは許さない。消えてもらう…!」
宮本「……」
吉良「………勘違いするなよッ!息子が失踪すると私が殺したように思われ…そのくぁswでfrtgyふじこlp」
宮本「……………僕のスタンドはね…実にチンケなものなんですよ…力はほとんど無い…」
吉良「…………」
宮本「ですが、紙に何かをファイリングする事ができる。ほら、この間録音したビデオテープだってね」(ペラッ)
吉良「そのビデオテープがどうしたんだ?」
宮本「じゃあいいですよ。再生しますから」
ビデオテープ「何か今日のパパいつもと違う……今日は何かうっおとしい………」
吉良「こ…これは!!」
宮本「1週間ほど前…ビデオテープで録音したんですよ。息子のこの声にアナタは絶望と共に『息子に嫌われてしまったんじゃあないか』と言う恐怖感を抱いた。それが『恐怖のサイン』だ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
吉良「し…しまったァァァァアーーーッ!早人ォォォォォーーーーッ」(パタンパタン…)
宮本「…コイツは思わぬ収穫だな…吉良吉影…」
宮本「コレで…この二人の恐怖の表情を…存分に観察できるッ……背後からちょっと脅かすだけでいい…ククク…楽しみだなぁ〜〜ッ」
ナランチャ「ハッ!てめーーッ!また会ったなァーーッ」
宮本「(ウッ…気付かれた!?)」
早人「ナランチャ…この人知ってるの!?」
ナランチャ「しってるも何もよぉーーっ コイツァ昨日俺にブツかって挨拶無しでどっか行きやがった奴だッ!!」
宮本「………嗚呼キミか…ところでキミ達さ この『吉良吉影』って名前と『エンポリオ・アルマーニョ』って名前知ってるよね。」
ナランチャ「何だぁ!?そんな紙…」
早人「待ってナランチャ…何かこの人自信満々だよ…あの紙……きっと何かある…」
ナランチャ「テメーーッまさかスタンド使いかァァーーッ!『エアロスミスッ!!』」
宮本「無駄無駄…この紙にはエンポリオと吉良が入っているッコイツを攻撃すれば二人がボコボコになるよ」
ナランチャ「…クッ!」
宮本「だが、安心していい…コレを見ればキミ達は『恐怖』する……」(ペラッ)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
二人「こ…これは…!エルメェスのパンティーッ!!うわあああああああああああぁぁぁぁ…」
宮本「人間の心理なんてこんなもんだ…いくら力が強くても…中身が強い者など…」
?????「ヘイ!やっぱりアタシのパンティーを盗む奴がいたかッ!」
宮本「!?」
エルメェス「言えばいくらでもやるのによ…あたしに面倒かけさせやがって…」
宮本「(エ…エルメェスだとォォーーーッ!!)」
TO・BE・CONTENUDEーーーッ!!
エルメェス「……で…お前は何なんだよ?」
宮本「(…コイツは困ったなぁ……パンティーは本人には通用しないし、かといってもう使えそうな紙が少ない………だが、あの逃走経路を使えばッ!)」(ダッ)
エルメェス「オイ!何言えったらッ!」
宮本「エルメェス・コステロ………気味相手じゃあ分が悪い………ココはおとなしく逃げさせてもらうよッ!」(ペラッ)
エルメェス「!!何だコレ…!霧!?クソッ……何も見えないッ て言うかなんでココにいきなりッ!?」
宮本「(今のうちだッ ……奴を紙にすれば……奴に対抗できるッ!!)」
グロリア「何か……今日も一日暇ね………エルメェスでも呼ぼうかしら…」
宮本「すぐに会わせて差し上げますよ……弟さんにね…」
グロリア「誰!?」
宮本「………名乗るほどの者じゃあない…ところでアナタは割りと簡単に恐怖を抱くんですね…」
グロリア「えっ?!」(パタンッ)
宮本「流石の奴も姉を人質にとられてはどうしようもないだろう…」
気味=キミ
エルメェス「あんのやろう…どこ行ったァーーッ」
宮本「ココですよ…」
エルメェス「やっと姿を現したかッ!照れ隠しって奴か!?」
宮本「アナタは僕に攻撃できない…我が無敵のスタンド『エニグマ』の能力でこの紙にキミの姉やいろんな人を閉じ込めている」
エルメェス「……なんで能力をわざわざバラすんだ!?」
宮本「僕には絶対の自信があるんですよ…ちなみにこの紙、破けば中の人死にますから。アナタが僕に1歩でも近づけば人質をいっぺんに破いていきます…アナタの大好きな姉も死にますよ」
エルメェス「テメェ…!姉ちゃんは昔から『怒ってる暇があったら勉強しろ』って言ってたけどこんなことされてプッツン来ない奴はいねぇーぜーーッ」
宮本「(近づくのか?バカだな…だが、ココまで心理を揺さぶっても全然恐怖心を抱かないなんて…コイツ人間か!?)」
エルメェス「待ってろよ…テメーの面にキツイのブチかましてやるよぉーーーッ」
宮本「(こ……こいつ…ドンドン迫ってくるぞ)それ以上近づくなッ!紙を破くぞッ!!」
エルメェス「やってみなぁーッそれよりも早くあたしのスタンド『キッス』の攻撃がてめーの面にクリーンヒットするからよ……」
宮本「(本当にバカな奴だ…奴のスタンドは見るからに近距離パワー型…この距離なら十分まだ僕に勝機が…)」(ボゴォオォ)
宮本「うっ…ぐ…(何でココまでパンチが届くんだ!?)」
エルメェス「いいか… この拳はグロリアのぶんだ……顔面のどこかの骨がへし折れたようだがそれはグロリアがおまえの顔をへし折ったと思え……そしてこれもグロリアのぶんだッ!
そして次のもグロリアのぶんだその次の次のも その次の次の次のも…… その次の次の次の次のも… 次の!次も! グロリアのぶんだあああーーーーーーッ これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも!」
宮本「ヤッダーバアアアアァァアアァアアァアア」
エルメェス・コステロ…問題なく勝利
グロリア・コステロ…帰った後エルメェスをこき使った
宮本輝之輔…再起不能になり、入院(全治6ヶ月)
紙にされた人達…元に戻った後すぐにパンティーの餌食に
徐倫「エルメェス いったいこの学校のいくつの運動部を潰してきた!?」
エルメェス「お前は今朝喰った朝飯を憶えているのか?」
徐倫「グッ・・・」
エルメェス「ウソウソーーッ とりあえず陸上部以外は潰してやった。今や全ての部はあたしの管轄さ」
徐倫「(さすが怪物ッ だがそこにはシビれないし憧れないしッ!)」
エルメェス「今日の放課後いよいよ陸上部とタイマンを張るつもりだぜェーーッ徐倫も見に来いよ〜ッ」
徐倫「私はジョニィが作った同好会を見に行くから行けないのよ〜ゴメン!エルメェス」
形兆「(……たまには勉強しろよ…エルメェス)」
〜〜放課後〜〜
エルメェス「陸上部ーーッてめーらの看板をいただきに来たぜーーーッ」
億泰「兄貴のお通りだぞッ!退きやがれダボがァーーッ」
形兆「(オイオイ…なんで俺まで連れてこさされたんだ?)」
サンドマン「……アンタら我が陸上部に何の用だ?」
エルメェス「突然だがあたしと100m走で勝負をして欲しい。正々堂々・一騎打ちだ。勝ったらこの部はあたしの管轄に置く」
サンドマン「…オレにはカネが要る。来月のインターハイで1位になれば奨学金が入って大学にもいける。家の暮らしも楽になる…姉ちゃんにも楽させることができる…だからココで負けるわけにはいかない…その勝負受けて立とうッエルメェス・コステロッ!」
エルメェス「GOODッ!」
億泰「じゃあいいっスかぁ〜兄貴ィーーッ」
エルメェス「おうッいつでも来いやーーッ」
サンドマン「(禍々しい怪物であろうが…オレは負けない…!)」
億泰「じゃあ、位置についてーーーッ用意〜〜〜」
ドドドドドドドドドドドドドドド
億泰「ドン!」
形兆「(………早く帰って勉強しなきゃいけないのになぁ……)」
億泰「アッ!サンドマンの方がわずかに早いッ!!兄貴が出遅れたッ!」
エルメェス「クッ…!コイツ速いッ!!」
サンドマン「(いくら怪物でも……背負う物がないお前はオレには勝てない………タダそれだけの事だ。)」
エルメェス「(あと2m足らずでゴール……このままでは!!)」
サンドマン「よしッ!!ゴールだ!」
パアアアァーーンッ
億泰「同時にゴールしたぜ!?誰か見てた奴いるか!?」
サンドマン「……………いや…タッチの差でオレの負けだ…」
億泰「…………スッゲェエーーじゃあねぇーかーーッ 兄貴ィーーッ!!あのサンドマンに短距離で勝ちやがった!!そこにシビれるゥ!あこがれるゥ!」
エルメェス「………」
億泰「!? どうしたんスか?兄貴」
エルメェス「………悪いけど…明日また走って欲しい………今日は全力出し切れなかった……」
サンドマン「何故だ!?そこまでしてうちを潰したいのか?………これだからお前ら白人は大嫌いなんだ………いいだろう…オレにさらに恥をかかせたいようならば明日ッ!もう一度闘ってやろう!互いの誇りと魂をかけた闘いだッ」
エルメェス「………嗚呼…」
形兆「……」
形兆「エルメェス。ちょっと来い話がある」
エルメェス「………」
億泰「エルメェス兄貴どうしたんだ?折角勝ったのに全然元気じゃあない…」
形兆「億泰ーーッてめーは先に帰って親父の世話してろ。俺もすぐ帰るから。」
形兆「……お前…さっきの短距離走で……不正したろ?」
エルメェス「アァ……シールを靴の先端に貼って靴を増やして歩幅が少し伸ばした……」
形兆「…………やっぱりな…」
エルメェス「始めは負けたくないと思ってやった…でも、全然気分が晴れない……」
形兆「……そいつぁオメーの『罪悪感』だよ。心にクソ重い錠前が突いたような気分になるだろう!?誰だってそーなる オレもそーなる」
エルメェス「あの勝負は…アイツの勝ちだったんだ…なのにあたしは…」
形兆「……………明日…正々堂々とアイツと闘え……そうすれば『言葉』じゃなしに『心』で伝わるはずだ。」
エルメェス「…分かったよ形兆!言葉じゃなしに心で伝えるんだなッ!!」
そして、次の日ィィィィーーーッ
サンドマン「……来たな…」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
エルメェス「今度こそ…全力でッ!正々堂々と闘うぞッ!!」
サンドマン「(…………コイツは所詮、卑怯な白人……信用なんてできるはずがない………)」
エルメェス「オイッ 走る前に握手しよーぜ握手ッ」
サンドマン「………嫌だね…」
エルメェス「ならそれでもいいッ!だが、誤解するなよッ!あたしはアンタ相手に決して手を抜いたりしないッ!そっちも本気で来いよッ!そうでなきゃ負けるぜッ」
サンドマン「(…………なんだ?コイツの瞳…昨日に増しても威圧感とスゴ味があるッ)」
億泰「じゃあ行きまスよぉ〜〜ッ よぉぉ〜〜い」(ドーーン)
・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
エルメェス「負けたよ…完全敗北だッ…純粋な走り合いでアンタにゃあ敵わなかった…」
サンドマン「…アンタと走って分かった……アンタの心が…」
サンドマン「握手をしたい…我が友よ…」
エルメェス「………嗚呼ッ!」
リキエル「裕也〜久々にツーリング行かねぇか?最近全然行ってねぇ気がするからよぉ」
噴上「いいねェ〜、それじゃあ花京院さんや他のツーリング仲間も誘おうぜ」
花京院「やはりツーリングか……いつ出発する?わたしも同行する」
噴上「さすが花京院さん!理解が早いぜッ!」
花京院「折角だからポルナレフも呼んでやろう…彼も暇そうにしていたからね」
リキエル「えッ!?ポルナレフさんも来てくれるんですか!?マジかよォォォォグレートすぎるぜェ!!」
花京院「しかし……僕達、流星十字軍は現役時代に他の暴走族と走ったことがないのだ。すぐにマシンをぶっ壊してしまうからな……どうしたらいいかなあ」
リキエル「大丈夫ですッ!バッチリ対策は考えてます」
当日ッ!
噴上「野郎共ッ!準備はいいかあッ!!」
構成員『族長(オサ)!族長(オサ)!族長(オサ)!』
リキエル「今回の走りには、スペシャルなゲストが来ているッ!元流星十字軍の花京院典明さんとJ.P.ポルナレフさんだッ!」
花京院「我が名は花京院典明…我が友人、噴上裕也とリキエル・ブランドーの名誉のために…元流星十字軍という誇りのために…この「走り」に参加しようッ!!」
ポル「我が名はJ.P.ポルナレフ…我が友花京院の名誉のために…元流星十字軍という誇りのために…この「走り」に参加してやるぜッ!」
構成員『ウォォォォォッ!すっげえぜェ―――ッ!!本物だァァッ!!』
花京院「それで…対策というのは?」
リキエル「そろそろ来るはずなんだが…あッ!来ましたッ!!」
ブロロロロロ……キキッー!!
ポコロコ「イィヤッホォォォォッ!!ちょっと遅れちまったぜェェェッ!!」
リキエル「ポコロコ、今日の運勢はどうだ?」
ポコロコ「今日も最高だァッ!朝サイコロを振ったら100回連続で6が出やがったぜッ!!」
噴上「考えやがったなリキエル、最高の運を持つこいつの近くなら、流星十字軍の特性もはね返せるってわけか。この二人から離れるなよ、ポコロコ」
ポコロコ「イィヤッホォォォォッ!!この二人と一緒に走れるなんて俺は何てついてるんだッ!!」
リキエル「それじゃあ、出発するぜッ!」
構成員『ウォォォォォッ!!』
花京院「このスピードでのコーナリングは可能ッ!フルスロットルでコーナー突入ッ!」
ポル「ブラボー!おお…ブラボー!!」
構成員「す…すげえコーナリングだッ!さすが元流星十字軍ッ!!」
構成員(……一番凄いのはそれにピッタリついてきてるポコロコだがな)
噴上「お前らッ!遅れるなよッ!!」
構成員「お…族長(オサ)!本当にこっちに行くんですか!?」
リキエル「どうした?なんかあったのか?」
構成員「やばい…やばいんですゥ族長(オサ)!ここから先はやばい!族狩りの幽霊が出るっていうその名も「食屍鬼道(オウガロード)」ってんですぜェ!」
噴上「食屍鬼道(オウガロード)……?」
構成員「そうです!実際に仲間が何人もここで怪我してるんでさァッ!」
花京院「ふむ…実際に被害者がいるのか。これは放置できないな」
ギャアアアアアアアッ!
リキエル「ど…どうした!?後続からだぞ!?」
バキューン!!
ピストルズ「後続ノミスタカラ伝言ダゼッ!「妙ナ車ガ現レテ、ガソリンヲコッチニブッカケテキヤガルッ!シカモソノガソリンにアタルトカラダガキズツクンダッ!」マジデヤバイゾッ!」
ポル「車……ガソリン……まさかッ!?」
ボォォォォ……
構成員「な…なんで機関車の汽笛がするんだッ!?この近くには線路は……ってああッ!?」
ボォォォォ……
リキエル「機関車だァァァッ!機関車が道路を走ってやがるッ!!まさか新手のスタンド使いの幻覚!?」
花京院「いや…あれそのものがスタンドだ」
ボォォォォ……
ポル「なんてこった……これはタンカーの汽笛だ。奴まで来やがるとはな」
ボォォォォ……
噴上「た……タンカーだとォ!?なんなんだこいつらはッ!!」
花京院「教えてやろうッ!奴らは元悪怒のメンバー…数年前に我々に倒された…「運命の車輪のズィー・ズィー」ッ!「凶悪連結器のアブロサム」ッ!そして「力のフォーエバー」だッ!!」
ポル「どうやら…族狩りの正体はこいつらだったようだな」
リキエル「も…元悪怒だって!?」
噴上「そいつらが……何故族狩りなんか!?」
ポル「それは知らねーが、俺達が襲われてるのは確かだぜッ!」
リキエル「と…とにかくどうするッ!?」
構成員「に…逃げた方がいいッ!元悪怒のメンバーなら…並のスタンド使いじゃねぇッ!!」
花京院「ポルナレフッ!君の意見を聞こうッ!!」
ポル「偉大なる流星十字軍総長ジョセフ・ジョースターは言っていた…「作戦上逃げることはあっても、決して戦いそのものは放棄するなかれ」向かってくるというなら、もう一回ぶっとばすだけだッ!」
花京院「よく言った…!それでこそ元流星十字軍だポルナレフッ!!!」
リキエル「タ…タフなセリフだ…ショックをうけたぜ。やさしくてあったかくてそして大きい…。さすがだ…さすが元流星十字軍ッ!」
噴上「リキエル!このメンバーに戦える奴は何人いる!?」
リキエル「手辺りしだい集めたからスタンド使いはたっぷりいるぜッ!こいつは面白くなってきやがったッ!!」
噴上「ようしお前らッ!あのふざけた連中をぶちのめすぞッ!!」
構成員『ウォォォォォッ!!』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
ズィー・ズィー「向かってくるか…全く渋くないねぇ〜元悪怒の俺達に向かってよぉ〜」
アブロサム「全く…これだから文明人は愚かなんだ」
ミカル「………」
フォーエバー「………」
TO BE CONTINUEDッ!
ここで小ネタも
ナランチャ「エンポリオ〜〜!早く学校行こうぜええ〜〜!遅刻しちまうぞッ!」ザクゥゥ!
エンポリオ「あぎゃアアアアーーーッ!!ちょ、ちょっと待ってよ。
まだ髭剃ってないんだ。」ジョリジョリ…
ナランチャ「…こ、こいつ本当に小学生かあああ〜〜!?」
ジョルノ「ナランチャに言われる筋合いはないと思いますけどね。」
アバッキオ「でもおまえも他人の家覗くのはどうかと『無駄ァァ!!』タコス!」
FF「アレ!1年のホットパンツじゃねーの?」
トリッシュ「ホントだわ。でもなにしてんのかしら図書館で一人物思いにふけるなんて」
徐倫「きっと恋ね〜あの娘ジョニィと仲いい?から」
FF「え〜あのゲイが好きなの〜ッありえねー」
トリッシュ「でも女は誰しも恋はするものよ。ブチャラティが好きだった時期が私にもありました」
FF「あたしもウェザーが好きだった時期があったけど妹と浮気してたらしいから別れたわーーッ」
徐倫「いいわねー私もそんな恋がしたいわ」
アナスイ「俺をスルーするなジョリーーン!」
徐倫「・・・下から!?」
トリッシュ「・・・・アンタ今・・・下にいたのね?」
FF「コイツはめちゃ許せんなァァァーーッ」
(ドコドコドコドコドコドコドゴ)
アナスイ「ヤッダーバアアアァァァァ」
徐倫「じゃあホットパンツの悩みでも訊きに行きましょうか」
ホットパンツ「ハァ・・・」
徐倫「ねぇ・・・なんか悩みでもあるの?そんな顔して・・・」
ホットパンツ「ジョニィの姉さんに・・・その友達ですか・・・実は・・・」
3人「(wktk!wktkーーッ!)」
ホットパンツ「今日の夕飯何にしようか困ってるんですよ。」
徐倫「え!?ジョニィの事じゃないの!?」
ホットパンツ「ジョニィ〜!?ンな奴アウトオブ眼中でスよーッ オレの胸を揉むような奴は好きにはなれないなァァーッ奴のスタンドは別として。」
FF「なぁにぃぃ〜!?そんなキョニューを揉んだのかーーァッ」
ホットパンツ「事故ですけどね。」
トリッシュ「両刀使いは縛り首なんじゃない!?」
徐倫「(縛られたジョニィ・・・ハァ・・・ハァ・・)」
徐倫「F・F、トリッシュ、一緒に帰りましょ。」
F・F「あ、見ろ徐倫!校門前でルーシーが変なおっさんに
襲われてるぞ!」
ルーシー「あの、マウンテン・ティム・・・私には夫がいるんですけど・・・」
ティム「あなたは他の男のものです。しかしあなたの役に立ちたい・・・
初めて出会った時から『オラァッ!』タコス!」
徐倫「ロリコン親父はどっか行け!大丈夫、ルーシー?一緒に帰りましょう。」
ルーシー「ええ・・・ありがとう・・でも今日は夫が迎えにくるの、
ごめんなさい・・・」
F・F「夫って中学生なのに結婚しているのか?」
トリッシュ「何言ってんの、あれよ『未来の』夫よ、きっとかなりかっこいい
人なんでしょうね・・・どんな人か見てみましょうよ。」
スティール「ルーシー、すまんな遅れたが大丈夫か?」
三人「!!?」
ルーシー「ええ大丈夫、この人達が助けてくれたから・・・」
徐倫「あの〜・・・あなたはルーシーとどのような関係で
いらっしゃいますか・・・?」
スティール「夫婦だ。」
徐倫「ああ〜〜・・・はい、わかりました!ありがとうございます・・・」
ルーシー「?」
エルメェス「ヘイ!徐倫、何してんだ?」
徐倫「ああ、エルメェス!これはあの・・・その・・・」
エルメェス「そこの背の高いオジンはだれだ?」
徐倫「ええと・・その・・ルーシーのごにょごにょ・・・」
スティール「なんだか解らないがとりあえず帰るぞ、ルーシー。」
徐倫「ああ、さようなら〜・・・あら?どうやらハンカチを
落としていったみたいね・・・」
エルメェス「ヘイ!あたしが届けていこうか?」
徐倫「いや!あたしが届けてくる。エルメェスとF・Fと
トリッシュは先に帰って。これを届けたら帰るから・・・」
徐倫「あ、いた。仲良く一緒に歩いているけど・・・どうみたって
孫とおじいちゃんの関係よね・・・ルーシーがあんなオジンが
好みだったなんて・・・・おや?」
スティール「うわあぁああああ〜〜〜ん!怖かったよォォオオ〜〜
ねえええ〜〜〜ッさっきの髭の生えたヘイ!って言ってた
男が怖かったよおお〜〜〜!!」
ルーシー「大丈夫よスティーブン、あなたはかつて騎兵隊にいた男でしょ。
あれはエルメェスっていう男で不幸じゃなかったら害のない人
ですよ、大丈夫よあたしのカワイイ人。」
スティール「ぐっひっくひっく、うんぼくがんばる。」
ルーシー「よちよち。」
徐倫「・・・・・・・・・・・・・・」
徐倫 この後数分間そこでぼうぜんとする
エルメェス「ヘイ!徐倫、F・F、トリッシュッ!今帰りかい!あたしも一緒に帰るぜ!」
徐倫「いいわよ。一緒に帰りましょ、エルメェス。」
ゴニョゴニョ…
F・F(なんでいつもこの髭のオジンもついてくるんだ?)
トリッシュ(多分徐倫の第二の彼氏よ、きっと・・・)
仗助「億泰聞いてくれよ〜〜、オレすごいことに気付いちまったんだよ・・・」
億泰「なんだよ急に・・・」
仗助「オレよ〜純愛タイプだからよお〜〜いまだに彼女いないんだけど
よお〜〜・・・家んなかじゃあオレだけだぜ、いまだ初体験をして
ないのはよお〜〜〜・・・!!ジョニィでもとっくにヤッてるし、
ジョルノもなんだぜえ〜〜〜・・・!」
億泰「オレもおなじ純愛タイプだからよく解るよ・・・あ〜あ・・・
彼女欲しいな・・・」
エルメェス「ヘイ!」
二人「ぎゃああああああああああ!!!」
仗助・億泰 有無を言わさずパンティーまみれで再起不能
エルメェス 自分も彼氏がほしいなあ・・・と思い始める
ジョニィ「あ、ドッピオ。珍しいね。君が学校来るなんて。」
ドッピオ「くそやかましいぞ!!見てどおすんだよ。あああ!」
ジョニィ(お隣さんのはずなのにあんまり姿見ないし気弱になったり突然キレたり怖いんだよなあ〜。
精神的にヤバいんだろーなあ……まあお隣さんヤバそうな人ばかりだけど)
ドッピオ「とおるるるるるるるるるるる、ぷつッ!もしもし、はいドッピオです。」
セッコ「うおお、うお!おめー何鮎な事を…じゃなくて…鮪な事………は違う……うぐぐ……鯔な事でもなくて、鯖な事…」
ジョニィ(うわあ……近くにいたセッコさんを電話代わりにしてなんかやってるよ…やっぱこえーよ…。
あとセッコさん…魚から離れようよ…。)
ディアボロ「何をやっている…?わたしのかわいいドッピオよ…。オレは学校なんて行くなと言ったはずだ…。
それ以上……ここに来ることは許さない…ドッピオ。」
ドッピオ「ザケてんじゃあねーぞッ!!なんでそんなくだらねー事で電話してくるんだぁぁぁぁぁッ!!
てめーそれ言って昨日トリッシュ姉ちゃんに撲殺されたばかりじゃあねえかッ!このダメ親父ッ!」
ディアボロ・・・ドッピオに罵倒され精神だけで死亡
ドッピオ・・・反抗期
ナランチャ「なあ早人、エンポリオォォ〜〜、オレ実はギャングなんだぜ。」
早人「ふ〜ん、そうなんだあ〜。(ハイハイ、ワロスワロス)」
エンポリオ「あのね、小学生でギャングなんて『ザグゥッ』あぎゃアアアーーーッ」
ナランチャ「おまえら、オレがウソつきだと思ってるなッ!証拠を見せてやるッ!」
早人「いや、全然思ってないよ。(ド低脳で可哀相だなあ〜とは思ってるけど)」
早人「どこに連れて行かれるのかと思ったら…ここ、杜王町六本木ヒルズじゃあないか。」
エンポリオ「ねえねえ、ここは小学生の来るようなとこ『ザグゥッ』あぎゃアアアーーーッ」
ナランチャ「ここにはオレの所属するギャング組織の事務所があるんだぞッ!お邪魔しまぁぁ〜〜すッ!」
カチャ!
ミスタ「オイ…ガキども…ここはおめーらみてーな小学生が来るようなところじゃあねえぞ…。」
ナランチャ「ええ〜〜ッ!!ミ、ミスタァァ〜〜、オレだよおお〜、ナランチャだよおお〜〜。
とりあえずその銃引っ込めてよおおお〜〜。」
ジョルノ「小学生だからと言ってなんでも許されると思ったら大間違いですよ…。
ここは君たちみたいな子供の来るところじゃあない…。さっさと帰るんだな…。」
ナランチャ「そ、そんなああ〜〜ジョルノォォ〜〜!!うええええ〜〜ん!!」
エンポリオ「ナランチャ、やっぱりウソじゃあない『ザグゥッ』あぎゃアアアーーーッ」
早人「あそこにいた偉そうな人、ぼくの家の隣のジョルノさんだ…。ギャングって本当だったんだ…。ガクガクブルブル」
ジョルノ「しかしナランチャには困りますね。最低限の守秘義務も果たせないなんて…。
小学生にパッショーネの事をバラすなんて無駄なんだ…無駄無駄…。」
アバッキオ「そういうジョルノ自身ギャングって事バラしまくって『無駄ァァ!!』タコス!」
ジョルノ「とうとう…この時期が来ましたね…。」
仗助「あー毎年恒例のぶどうが丘学園修学旅行がよおお〜〜。」
徐倫「全校全学年で同じとこ行かされるのが独特なところね。」
ジョニィ「それ以前に毎回眠り薬飲まされてどこかの孤島とかばっかり行くのが問題だと思うんだけど。」
ジョルノ「僅かな食料、1リットルの水が入ったボトルが2本、地図、方位磁針、時計、懐中電灯、
そして特定の武器の入ったデイパック持たされて戦わすのはもう勘弁してもらいたいですね。」
ジョニィ「それなんてバトルロワイアルだよ!?」
ファニィ「えー今年も楽しい修学旅行が始まりました。とゆーわけでこれから君たちには殺し合いをしてもらいます。」
仗助「ハイハイ…毎年もう聞き飽きたッスよ。お、これがオレの支給品ッスね。
うわあ…今年は『野村義男のプロマイド』かよ…。ツイてねー。」
康一「もう高校一年にもなると緊迫感無くなるよね。…お、ぼくの支給品は『イングラムM10サブマシンガン』だ。
じゃあぼくは由花子さんと待ち合わせしてるから。仗助くん、じゃあねえ〜〜。」
億泰「オレは兄貴と組むからよおお〜〜。運が良ければまた会おうぜええ〜〜。」
仗助「今年はみんな別々かあ〜〜。あんまり気乗りしねえけどよお〜〜ジョルノとでも組むかなあ〜〜。
どーせあいつクラスで孤立して友達いねえからよおお〜〜。」
ジョルノ「あ、仗助兄さん。友達に捨てられたんですね?」
仗助「ひ、人聞きの悪いこと言うんじゃあねえッスよおお〜〜ッ!!お、おめーが一人じゃあ可哀相と思ってよお〜〜。」
ジョニィ「ああ〜ジョルノ兄さん、仗助兄さん、ぼくと組まない!?」
ジョルノ「ジョニィ…君もクラスで孤立してるんだな…。」
ジョニィ「い、一緒にしないでよ!ぼ、ぼくだって友達ぐらいいるさ…ジャ、ジャイロとか…ジャイロとか…グスン…」
ジョルノ「……スマン、ぼくが悪かった。」
仗助「ところでジョルノ、ジョニィ。支給品何だった?」
ジョルノ「ぼくは『キン消し(キン肉マン消しゴム)』…。」
ジョニィ「ぼくは『飲み物を買うといらないのについてくるいらない携帯クリーナー』だったよ…。仗助兄さんは?」
仗助「オレはこれ(=野村義男のプロマイド)…。」
ジョニィ(みんなクジ運ねえーーーーー!!)
ピピピピ…
ジョニィ「あ、ここももうすぐ禁止エリアだよ。早く逃げなきゃあ。」
ジョルノ「……痛いんですよね。この首輪爆発すると。」
仗助「おめーこの首輪爆発させたことあんのかよおお〜〜。」
ジョルノ「去年爆発させました。ディアボロならもうこりゃ間違いなく死ぬってぐらい痛かったですね。
単位にするともう10万ディアボロぐらいの痛さですね。」
ジョニィ「ディアボロさん単位なのかよ!つーかあの人なんでも死ぬじゃん!単位になるのかよ!?」
仗助「それにおめーみてーな冷静なヤローがこの首輪爆発させたってのが驚きッスねえ〜〜。」
ジョルノ「ぼくはクラスに友達いませんでしたからね。誰も禁止エリア教えてくれなくて。アハハハ。」
ジョニィ「何さわやかに悲しい事言ってんのーーーー!?」
ドカァァン! パラパラ…
ジョルノ「どうやらこのクソッタレのゲームに乗った奴がいるようだな…。面白くなってきた…最悪で犠牲は必要だが…
このクソッタレのゲームは!「覚悟」が道を切り開く!!」
ジョニィ「なんだかんだでノリノリだね…ジョルノ兄さん…。」
仗助「んで、とりあえずどうすんよ?ジョルノ?」
ジョルノ「まずは徐倫を探しましょう。ジョースター家の血統同士大体の位置を感じる事ができる…。
この近くにいるはずだ。兄弟と別れ一人寂しく待っているでしょう…。待っていろッ!徐倫ッ!」
仗助「…いや、徐倫はおめーと違って結構友達多いタイプだから、ちゃんと仲間作ってると思うぜえ〜。」
ジョルノ「ぼ、ぼくはクラスに友達がいないだけだッ!勘違いするなッ!組織の部下(パシリ)は誰よりも多いぞッ!
同年代の友達ごっこなんて無駄なんだ…無駄無駄…。頂点に立つ者は常にひとり!」
仗助「だからおめーのそーいう考えが友達を『無駄ァァ!』タコス!
……て、てめー、ジョルノッ!よくもやったなッ!ドララララララァァーーーッ!!」
ジョニィ「ふ、二人とも兄弟ゲンカしてる場合じゃあ『ドラァ!』『無駄ァ!』タコス!」
ドコドコドコドコドコドコドコ・・・
徐倫「…ハッ!」
トリッシュ「どうしたの?徐倫?」
徐倫「なんか今兄さん達が近くにいるような気がしただけ…。ところで支給品何が入ってた?」
トリッシュ「あたしは『寄せて上げるパンティ』…嫌味か?」
F・F「あたしは『寄せて上げるブラ』だぜえ〜〜。自分でできるからいらねーんだけどな。」
トリッシュ「ちょ、F・Fッ!いらねーんならそれをよこしなさいよッ!」
F・F「いやだよおォォォォ〜〜〜〜んンンンンン!!せっかくもらったんだぜ!やーい貧乳ゥゥゥ〜〜。」
徐倫「あたしは『苺柄のパンティ』…なんでこんなに下着関係ばかり…。やれやれだわ。せっかくだから履いとくか…。」
トリッシュ「また履いてないのーーー!?」
アナスイ「…ハァハァ…徐倫の着替え…。」
徐倫「な、なんであんたがいるのよおおおーーーーッ!!この学校の生徒じゃあないでしょおおーーーッ!!」
アナスイ「いや、純粋に君のボディーガードをと『オラァァ!!』『WAAAAANNABEEEEEEE!!』タコス!」
ルーシー「ああああああ!!あたしの支給品ッ!こ、これは…ッ!!」
徐倫「どうしたのよ。『遺体の脊椎部分』でも入ってたの?ルーシー?」
トリッシュ「なんでそんなマニアックなものが…。」
ルーシー「お…『夫の眼鏡ケース』…ッ!これは彼が常に見守ってくれるという意味なのね…ッ!うううあああああ!!」
徐倫(単なる市販の眼鏡ケースだろ…それ…。値札まだ付いてるし。どこまで都合良く解釈できんだよ…。)
トリッシュ(つーか泣きすぎ。ウザイ。)
F・F(いいなあ…。目から水がいっぱい出て。)
アナスイ(いいなあ…。スティール氏。オレなんか恋人をマジで見守ってるのにこの扱いなのに。)
ファニィ「ところで…今回は誰が優勝すると思うかね?」
ブラックモア「スイませェん…校ちょ…大統領…わたくしにはなんとも見当つきません…。
ただ月並みな意見ですが…やはり『エルメェス・コステロ』が大本命でしょう。
過去5回の優勝経験はあの『承太郎・ジョースター』に次ぐ歴代2位です。
実績、破壊力、運動能力、パンティー、¶…他に並ぶべきもののいない男です…。」
ファニィ「うむ…だがパンティと¶で並ぶ男は他に居て欲しくないな…。」
シュトロハイム「我がナチスの分析力はァァァァァァァァアアア 世界一ィィィイイイイ!!!
『エルメェス・コステロ』の対抗馬は『花京院典明』と思うよ このシュトロハイムはァ!
あの『流星十字軍』のメンバーで十年前にかって我が校に在籍してた間も優勝こそ無いものの
2位・3位を『ジョセフ・ジョースター』と独占しているッ!
現在も怪物と何度も互角に渡り合う実績には人種は違えどわたしは敬意を表す! 」
ファニィ「うむ…おかげで学園の破壊回数が数倍になったけどな…。十年前のいつもラストまで生き残ってたのに
最後の最後で承太郎にブン殴られていつも2位・3位に終わる姿も涙を誘ったな。」
ブチャラティ「オレは『ジョルノ・ジョースター』を推すぜ…。昨年は友達がいなくて禁止エリアがわからず敗退したが…
こいつには、やると言ったらやる…『スゴ味』があるッ!」
マライア「このビチグソがぁ〜〜ッ!同じジョースター家なら『仗助・ジョースター』もいるわッ!」
ファニィ「二人ともあの承太郎・ジョセフの実弟で血統的には申し分ないな…。
ただあの黄金時代のメンバーに比べるとハングリーさに欠けるきらいはあるな…。
…と言うわけでだ。今回はおまえ達教師陣も参戦してほしい。
最近イマイチやる気の感じられん奴が多いんでな…。」
一同「………マジで!?」
億泰「あ!いたいたッ!兄貴ィィィーーーーッ!!」
形兆「遅かったな…億泰…。」
億泰「兄貴じゃあねえ兄貴ッ!おめーじゃあねえッ!ダボがあああああ!!」
ガオン!
形兆「タコス!」
エルメェス「いいかげんにしな…おめーら…。」
億泰「あ…兄貴…!?」
エルメェス「高校生活最後の修学旅行だしな。今回も優勝を狙うか…それとも校長を倒し
このプログラムに参加させられた不幸な生徒を救いだすか…。
あたしはどっちでもいいと思っていたんだ。そこであたしは¶を投げたんだ。
表が出たら校長と戦う、そして―――裏が出たら、このゲームに乗ると―――。」
形兆「…表裏あんのか?それ…。」
億泰「ガオンされたわりには元気だな、兄貴じゃあねえ兄貴。」
エルメェス「そしてッ!表が出たッ!あたしはこのゲームに参加させられた不幸な生徒を救うッ!」
億泰「さすが兄貴!おれたちにできない事を平然とやってのけるッそこにシビれる!あこがれるゥ!」
エルメェス「まずは不幸な生徒たちをあたしの『パンティー』でどんどん幸せにするッ!
ヘイ!行くぜッ!形兆、億泰ッ!」
億泰「うおおおおおおお!!兄貴イイイイイ!!」
形兆「……結局マーダーキャラになんのかよ……。」
ブラックモア「スイませェん…ブチャラティ先生…。」
ブチャラティ「…気にするな…ブラックモア教頭…。あんたの能力は雨の日限定だからな…。
オレがあんたの護衛だ…。」
ブラックモア「ブチャラティ先生、しばしお待ちを…あの森…何か変じゃあありませんか?
周りのところより…明らかに一部だけ低くなっている…。だんだんおかしくなってきました。
少しずつ…沈んでいるようだ。あそこにスタンド使いが潜んでいるッ!」
ブチャラティ「セッコの奴だな…地中に隠れてやりすごす気か…あいつはオレが担任だ。オレが始末する。」
ブラックモア「スイませェん…お言葉ですがブチャラティ先生…それでは原作と被ってしまいます…。
ここはわたしにやらせてください…。」
ブチャラティ「原作?何のことだ?」
ブラックモア「…スイませェん…こっちの話です…。」
ブチャラティ「それにあんたの能力は雨の日限定だ…ヤツは眠った猫じゃあないんだぜ。」
ブラックモア「見てください…ツバメが地面スレスレを飛んでいますしトビは逆に天高く飛んでいっています。
蛙や蝸牛も出てきています。湿度の高くなってきた証拠です。もうすぐ雨になるでしょう。」
セッコ「うおおうお!このまま地中に潜んで最終日まで待てばよォォォォ。余裕で生き残れるなァァァァ。
オレって頭いいィィィィィ。我ながらうぶな真似を………じゃなくて…やぼな真似………は違う…
うぐぐ……鯔な真似でもなくて、鯖な真似…」
ポツポツ…ザアアアア・・・
セッコ「雨か…でもよォォォォ、地中にいればよオオオオ関係ねえ…ハッ!」
ドドドドドドドド・・・
ブラックモア「カァァァァアアアァァ」
セッコ「ヒイイイイ!!…く…口だけッ!口だけが降ってきたアアオオオ!!」
ブラックモア「地中に潜って…最終日まで待とうなんて事はおやめなさい。今ならまだ間に合います…。
ちゃんと地上に出て…きちんと闘うのです。」
セッコ「うおおおうお!!じゃあよオオオオオ地上に出てやるぜェェェェ!てめーをブッ殺すためだけによオオオ!」
ザパアアア!!ドゴドゴドゴドゴ!!ゴバアアアア!!
セッコ「な、殴ったはずなのに…身体が分解しやがったアアアア!!」
ブラックモア「…血迷った事を…。」
ボッ!ブシュウウウ!!
セッコ「オ…オレの腕がああああああ!!」
ブラックモア「「虹」を渡るように…「ガラスの上」を歩くように…雨は降りそそいでいるとは限らない。
『固定』された雨粒の中で攻撃したせいで…腕がボロボロになりましたね…。」
セッコ「うう…うう…うおお、おっ、おっ!!」
ズブウウウ!!
ブラックモア「再び…地中に潜りましたか…しかしあなたが『地面を液状』にしたおかげで逆に…
雨を地中に降らす事ができました。そしてそれは既に固定されている…。」
ピ…ピピ…ブシュウウウウゥゥゥ・・・!!
セッコ「ち…地中に…こ…固定された雨粒が…うぎぐブげッ!!」
セッコ・・・再起不能(リタイア)
徐倫「あら、雨よ。結構ひどい降りね。」
トリッシュ「チクショー!このままじゃあ濡れちゃうわッ!」
F・F「ラッキーだぜえええ〜〜。支給品の水じゃあとても足りねえからなッ!」
アナスイ「…オイ…こちらに来る気配があるぜ…上か…。…敵か?」
ルーシー「あああああ!!い…いいえ…違うわ…あ…あれは…!!」
トリッシュ(まだ泣いてんのかい)
イケメン「急いで…ルーシー…わたしの傘を受け取って…。」
ルーシー「ああッ!イケメンジョッキーだったり行き倒れのカウボーイだったり設定がコロコロ変わるけど
今は数学教師であたし達の担任のマウンテン・ティム(31)!!」
徐倫(やれやれだわ…誰に説明してんのよ…。)
トリッシュ(しかも傘一本ってルーシーのだけかよ。)
イケメン「わたしたち教師陣にもこのプログラムに参加する命令が出ました。だけど、わたしにとっての恐怖はあなたを失う事だけです。
あなたは他の男のものです。しかしあなたの役に立ちたい…初めて出会った時からずっと思っていました。
この世のあらゆる残酷さからあなたを守ってあげたい。」
徐倫(ちょwwwwwマジ告白wwwwしかも自分の生徒達の前で自分の生徒相手にwwwww)
アナスイ(うわあ…31と14ってオレと徐倫より年齢差あんよ。)
ルーシー「ごめんなさい。わたしの名前はルーシー・スティール…わたしの愛しているのはただのひとり…夫だけです。
スティールという姓あってこそのルーシー。」
一同(うはwwwww振られたwwwwww)
イケメン「……わかりました…だけどせめて…あなたを守らせてください…。」
トリッシュ(うわあ…ストーカーが二名追加しちゃったわ…。)
ザーザー…
イケメン「……!お嬢さん達…この向こうに小屋がある…そこなら雨がしのげる…。先に行ってください。」
F・F「えええ〜〜。あたしは雨の中の方がいいんだけどなああ〜〜。」
徐倫「F・Fッ!さっさと行くわよッ!…どうしたのよ?アナスイも行かないの?」
アナスイ「…先に行ってくれ…オレも後で行く。」
ザーザー…
アナスイ「おめーだけいい格好はさせないぜ…。ロリコン親父…。」
イケメン「黙れ変質者。オレが女の方とやる。君はレディの扱いに慣れてなさそうだからな。」
アナスイ「さっき振られたばかりのくせに偉そうな事言ってるんじゃあねえぜ。
一応オレは正式に付き合ってるからな……殴られてばかりだけど。」
イケメン「…星は見えないが大熊座の方角だ……雨の音が変わった……。」
ドドドドドドドドド・・・
イケメン「オレの傘がわりになってくれるのはありがたいが・・・『無礼』という行為に相当するんだぜ。
人様の頭の上に立つって事はな……。ミス・山岸。」
アナスイ「オイ…そこのチビ…用意をするんだ。
てめーがこの世に生まれて来たことを後悔する用意をだ!」
マウンテン・ティム「じゃあ…この問題を解いてください…。ミセス・スティール。」
ルーシー「うう・・・ううああああ!!わ…わかりません!ああああああ!!」
マウンテン・ティム「こんなに震えている…かわいそうに…。決してわからないという事は恥じゃあありません。
この問題はとても難しい…勉強して解けるようになればいいのです…。
じゃあ代わりに…徐倫・ジョースター…この問題を…。」
徐倫「え〜〜と…すみませーん。あたしもわかりませーん。」
マウンテン・ティム「おっと答えのわからないアホがここに一人登場〜〜〜。
質問文に対し「わかりません」って答えるとテスト0点なの知ってたか?マヌケ」
徐倫(チキショオオオオ!!なんなんだこの差はーーーーッ!!)
ティムの元にジョルノが向かいましたが、間違えてエルメェスの教室に入ってしまい返り撃ちに会いました
形兆「俺は巻き添え食ったがな……」
間田「お前のスタンドって防御出来なさそうだしなあ」
形兆「一応…一斉射撃での防御は可能だが……あのパンティは…ダイヤモンドででも出来てるのか?orz」
間田(…まさにダイヤモンドは砕けない、だな。って言ったら殴られそうだから黙っておこうっと)
康一「ぼくはこのゲームで優勝するとか…そんな気持ちはないんだ…。
…まあ運良く生き残って優勝できればラッキーだなってぐらいには思っているけど。」
アナスイ「バリバリ殺気を出してマシンガン構えて言うようなセリフじゃあねえぜ…。」
康一「ただ妹に近づくような虫がいたら始末してほしいって人がいてね。ぼくは頼まれたんだ。」
アナスイ(……承太郎さんか……。)
康一「悪いけどちょっとの間再起不能になってもらうよ…『エコーズ・ACT3』ッ!!」
アナスイ「オレと同じ…近距離パワー型スタンドか…『ダイバーダウン』ッ!!」
ビシ!ビシ!ビシ!
イケメン「なるほどな…髪の毛を操るスタンドか…あんたもこのゲームに乗った口かい?」
由花子「さあ?あたしはただ康一君の手助けをしたいだけ…。彼は優しいから…。
彼が優勝し…生き残るために全力を尽くすだけ…。それにしてもあんたたいした事ないわね。
髪の毛で完全に縛った…。もうあたしの髪の毛からは逃げられないわ…。」
イケメン「…今オレの持っているロープは…そこの木のてっぺんに繋がっている。ここに降りる命綱で使ったんでな。
オレのスタンド…『オー!ロンサム・ミー』…ロープの範囲なら肉体をバラバラにして移動できる。」
バアアアア!!シュン!シュン!
由花子「に…肉体をバラバラにすることでッ!あたしの髪から逃れたッ!くっ!」
イケメン「…ひとまずここで対策を練るか……ハッ!髪の毛を伸ばして…ここまで登ってきやがったか…。」
由花子「ダメよおじさま。あたし康一君のそばにいなきゃならないのに……
どーしてあなたを追いに木の上まで登らなければならないの…?」
ウンガロ「あ!いたッ!リ、リキエル兄貴ーーーッ!!」
リキエル「お、ウンガロじゃあねえか。お前もクラスで孤立…ハッ!」
ウンガロ・・・兄の一言で絶望し再起不能(リタイア)
リキエル「…まあ愚弟はほっとくとして…どうします?花京院さん。」
墳上「おまえ意外と実弟にはドライだな。」
花京院「とりあえずみんなの支給品を見てみよう。お!ぼくは『チェリー缶』だッ!ラッキー!レロレロレロレロ…」
墳上「オレは…なんだこりゃ?赤い宝石が入ってたぜ。」
リキエル「オレなんか変なお面が入ってたぜ…でもなんかどっかで見たことあんだよなあ…コレ…。」
エンポリオ「ハァ…ハァ…あ、あそこにいるのはナランチャだ!おーいナラ『ザグゥッ』あぎゃアアアーーーッ」
ナランチャ「敵だな てめー」 早人「なに!」
ナラ&早人「敵か!」「敵かッ!」「敵かッ!」「敵かッ!」「くらえ くらえッ」「おらっ」「おらっ」「おらっ」
ドカドカドカドカドカドカ…
早人「待って!ナランチャ こいつは敵ではないようだ…なんだ おい…ただの罪のないエンポリオだよこりゃ」
早人「ごめんね。エンポリオ。敵だと思ったもんだから。」
エンポリオ「まったく…ちゃんと確認してよ。ホントに君たちは注意力が『ザグゥッ』あぎゃアアアーーーッ」
早人「でもいつも一言多い君にも問題あるよね。…あれ?誰かまた来るぞ。」
吉良「ああ!!見つけたぞッ!早人ォォォォーーーーッ!!」
早人「パ、パパーーーー!?なんでここにいんのーーーー!?会社どうしたんだよ!?
それにどうやって潜り込んだんだよ!?」
吉良「お、お前が心配で会社休んでついてきたわけじゃあないからなッ!勘違いするなよッ!
学生の振りして潜り込んでなんかないぞッ!この年で制服着たのは恥ずかしかったぞ!
今はスーツに着替えたけどな!ホラ他の生徒から強奪した食料と武器だ!あと雨降ってきたから傘も持ってきたぞ!」
ナランチャ「…早人のパパ…過保護すぎねえ?」
エンポリオ「まったくだよ。こんな甘やかしたらろくな大人に『ドカァァァァン!!』ヤッダーバアアアアアァァアァアァア」
吉良「勘違いするな…親が子供の修学旅行についていかないのは…不自然だからな…。
子供の優勝に手助けしないのは親として疑われる恐れがある…ただそれだけのこと…。」
エンポリオ「…かえって不自然に見えるんじゃあ『ドカァァァァン!!』ヤッダーバアアアアアァァアァアァア」
仗助「ハァ…ハァ…。」ジョルノ「ハァ…ハァ…」ジョニィ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
仗助「兄弟同士で殴り合いしてる場合じゃあねえみてえだな。やっべ〜ジョニィ気絶しちまってるよ。
バレたら失格だぜ。」
ジョルノ「……起きろ若造。」ボゴオオオオ!!ジョニィ「タコス!…あれ?ここは?」
仗助「…本当におめー鬼だな…。お!雨が降ってきたぜええ〜〜。どっかで雨宿りしねーとよおお〜〜。」
・・・そのころ
ジャイロ「ジョニィ〜〜ッ!!どこだよおお〜〜。旅行中に(回転の練習を)やるためにせっかくついてきたのによおお〜〜。」
パンツ「…オレがなんでゲイのオジンと組むはめに…。あんた学生じゃあないだろ?どうやってついてきたんだ?」
ジャイロ「こうやってだぜ…」ギャルギャル・・・グシャァァン!!
ジャイロ「オレの体を回転で平たくした……これでこっそり荷物に紛れて入ってきたッ!!
……なのによおお〜〜荷物が没収されて別れ別れになっちまうとはよおお〜〜ジョニィ〜〜。」
パンツ(ジョニィのヤツ…オレの乳揉んでおきながら…こんな変態オジンと付き合うなんて…。
会ったら即縛り首だ…。裁判も不要…。)
バアアアアッ!!ドシュウウウウ!!
由花子「いくら逃げても無駄よ…。あんたはロープをいちいち投げて肉体をバラバラにして移動しなくてはならない…。
直接髪の毛で自分を引っ張れるあたしより一手遅くなる…。もうあたしの射程距離に入るわ…。」
イケメン「…射程距離に入ったのはおまえだけじゃあないぜ…。」
由花子「……イケメン先生の腕が無い!……ハッ!」
シュン!ガシャン!
イケメン「腕だけをロープのケツに既に移動させていた…ミス・山岸、お前の追跡はここで終わりだ。
口を閉じてろ…この弾丸で永遠にな…。」
ガチ!
イケメン「な、何イイイ!弾丸が出ない!?」
由花子「拳銃の仕組みぐらいは知ってるわ…撃鉄を髪の毛で押さえれば弾丸は撃てない…。
それと言い忘れていたけど…あたしのスタンド『ラブ・デラックス』…さっきあんたの頭にも植毛しておいたわ。
そろそろ抜け毛が気になる年だものね。」
シュルシュルシュル…
イケメン「うおおおおお!!オレの髪がッ!髪の毛が目に巻きついて周りが見えないッ!」
由花子「そしてあんたの命綱…木に結んだこのロープを切ってしまえばあんたは地面に叩きつけられる…。」
スパァァァ!!
由花子「ここから地面までおよそ30mってとこかしら。こいつは死んだわね。運が良くて重傷…いや運が悪けりゃかしら。」
ドドドドドド・・・
イケメン「ロープは切ったんじゃあない…切らせたんだぜ…。」
由花子「な、何イイイ!!マウンテン・ティムッ!どうしてここにいるッ!!…ハッ!」
シュルシュルシュル…
イケメン「今度はオレが縛らせてもらった…。拳銃ぐらいで君を倒せるとは思っちゃあいない。
切断されたはずの縄が一本に戻るロープマジック成功!ってヤツさ。タネはめんどうだから省かせてもらう。」
由花子「…由花子って子供の頃から興奮すると眼輪筋がピグピグいってちょっと暴力的な気分になるのよね。
ぶっ殺すわッ!マウンテン・ティム!」
グルグルグル…
イケメン「こいつはキツいな…完全に縛られちまった…。だがオレの…『オー!ロンサム・ミー』…
ロープの範囲なら肉体をバラバラにして移動できる。相手の肉体もな…。
髪の毛だって肉体だぜ?いくらキツく縛ろうが依然問題は無い。」
シュン!シュン!シュン!
由花子「……ハッ!」
イケメン「腕をあんたを縛っているロープを伝わらせてあんたの首に移動させた。頚動脈を締め落とさせてもらう。」
由花子「……くっ……。」カクッ
シュン!
イケメン「…さて…変質者の方はうまくやってるかな?」
リンゴォ「…これが…『男の世界』…。」
仗助(リンゴォ先生の授業…長いよなあ…お、ようやく授業が終わりそうな時間だぜぇぇ〜。)
キンコーン…ド ̄ ̄ ̄ ̄Z___ン
リンゴォ「何度でも聞くぞ・・・どうする?オレを殺さなければ授業は終わらないッ!」
仗助「終わんねえええーーーー!!」
ジョルノの場合
リンゴォ「何度でも聞くぞ・・・どうする?オレを殺さなければ授業は終わらないッ!」
ジョルノ「じゃあ遠慮なく。」
ズボオオオオ!!
リンゴォ「ようこそ…『男の世界』へ…。」
徐倫の場合
リンゴォ「婦女子は出て行け…ここは『男の世界』…。」
徐倫「ハァーイ」(ラッキー!何してヒマつぶそうかな〜〜。)
ジョニィの場合
リンゴォ「ようこそ…『男の世界』へ…ウホッ!」
ジョニィ「リ、リンゴォ先生ッ!なんなのその目はーーーー!?」
エルメェスの場合
リンゴォ「…オレが教える事はもう何も無い…おまえは『真の男』だからだ…。」
エルメェス「ヘイ!なんか複雑な気分だぜ!とりあえずパンティーあげちゃうゥゥゥ!」
ブラックモア「スイませェん…校…大統領。またリンゴォ先生が入院しました…。」
ファニィ「またか…身体でも弱いのか?ところで知っているか?缶ビールの『一気飲みの方法』」
ドコドコドコドコドコ・・・ドガアアア!!
康一「…がふっ!」
アナスイ「同じ近距離パワー型だが…パワーとスピードはオレの『ダイバーダウン』の方が上みてえだな…。
このまま再起不能になってもらうぜ…。」
康一「う・・・うわあああああああ!!」ダッ!
アナスイ「スタンドを引っ込めて逃げるつもりか…。逃がしはしねえぜッ!」ダッ!
ドカァァァン!!
アナスイ「何イイイ!!オレの足がブッ飛ばされた…な、なんだこのオレの足元にあるのは…?」
『ドカァァァン』
康一「『エコーズ・ACT2』…。この足場のよく見えない雨の森で戦ったのは幸運だった…。
ぼくの『尻尾文字』を地雷代わりにすることができた。「思い込む」という事は、何よりも「恐ろしい」事だ…
しかも、自分の能力や才能を優れたものと過信している時は、さらに始末が悪い。
ぼくの『エコーズ』を単なる近距離パワー型のスタンドと思い油断してくれた。」
アナスイ「か…片足ぶっ飛ばしたぐらいで勝ち誇っているんじゃあねえぜ…。…な…なんだ?
身体が動かねえ…。お…重いッ!」
ズン!
ACT3「射程距離5mニ到達シマシタ。S・H・I・T!ACT3 FREEZE!」
康一「さっきの小競り合いぐらいで自分の能力を明かすと思っていたのか?ぼくの『ACT3』は物体を重くすることができる。
もう動けないよ…。『ACT3』!少々痛い目にあわせてやれッ!」
アナスイ「…だが能力を明かしてないのはオレも一緒だぜ…『ダイバーダウン』ッ!」
康一「重くされた上に傷ついた足じゃああんたのスタンドも満足には動けないよ。アナスイさん。」
アナスイ「いいや…重くされたんなら…依然問題はないッ!地中に潜れッ!『ダイバーダウン』ッ!」
ズブズブズブ・・・
康一「アナスイさんのスタンドが地中に潜っていく…これがアナスイさんの能力ッ!」
アナスイ「いくら重くしようが『潜る』分には問題ねえぜ…オレの『ダイバーダウン』は物体に潜行する事ができる…。
おまえの能力の射程距離は5m程度…それ以上潜ればいいだけだ…。」
康一「…でも肝心な事忘れてない?」
カチャ!
アナスイ「し…しまった…!支給品のサブマシンガン…!!」
康一「地面に潜らせたあんたを守るスタンド…ぼくの能力から逃れて戻るまでどのくらいかかる?
それまでに生身でぼくの『イングラムM10サブマシンガン』…耐えられるかな?」
パラパラパラララ・・・
アナスイ「うわああああああああ!!」
シュルシュルシュル・・・
康一「弾丸が…網状の『糸』で絡め取られていくッ!まさかッ!」
ドドドドドドド・・・
徐倫「…やれやれだわ…アナスイ。こんなことだろうと思ったわ。」
アナスイ「ジョ、徐倫ッ!どうしてここへ戻ってきた?」
徐倫「あんたみたいなバカの考えぐらいお見通しよ。さっさと足を出しな…。縫ってあげるから…。
本当にバカなんだから…。」
アナスイ「さてこれで2対1…こちらが圧倒的に有利になったな…。」
徐倫「やれやれだわ。さっきまでやられそうになってたくせに何調子乗ってんのよ。」
イケメン「いや…3対1だぜ。」
ドサァァ!
康一「あああああ!!ゆ、由花子さんッ!く…。」
ピピピ…ピピピ…
アナスイ「な、なんだ?この音?」
徐倫「…ハッ!あたし達の首輪の音よ!きっとここが禁止エリアになったんだわ!
あんたは生徒じゃあないから知らないけど早く離れないとこの首輪が爆発しちゃうのよ!」
アナスイ「な、何イイイイ!!は、早くここから離れないとッ!」
徐倫「それに小屋に残したトリッシュたちも危ないわッ!知らせないとッ!」
ドタドタドタドタ・・・
徐倫「ハァ…ハァ…みんな大丈夫ッ!」
F・F「何あわててんだ?徐倫?」
徐倫「首輪が鳴っているわ!ここが禁止エリアになったのよッ!」
トリッシュ「ここが禁止エリア?宇宙のハテを知らねーように、そんなうわさ知らねーわよ。」
徐倫「……え!?」
イケメン「…どうやら…あのチビに一杯食わされたようだな…ミス・ジョースター。
あんたの首にスタンドの『文字』が貼ってあるぜ。そしてヤツは必ず復活してくる。
復讐というエネルギーでますますやっかいになってな…。」
>>770 音楽の先生でグッチョはどうでしょ?CDプレイヤーとして再生可能だし。
ブラックモア「スイませェん…校ちょ…大統領…。また音楽の時間で乱闘が発生しました。」
ファニィ「乱闘…?音楽の時間に限らずいつものことだろ。校舎壊されるレベルになってから報告しろ。」
ブラックモア「スイませェん…それもそうですね。」
ブチャラティ(本当に崩壊寸前だな…この学校。)
ジョニィ「なんか岩場みたいなところ出ちゃったね。やたら地面が尖っている。」
仗助「足の悪いおめーにはキツいな。おぶってやるよ。」
ジョニィ「ありがとう仗助兄さん。」
ジョルノ「…ハッ!…二人ともそこを動くな…見張りの為に飛ばしていた蝿が反応している…。
どうやら敵に囲まれているらしいな…。」
ドドドドドド・・・
ジョニィ「既に囲まれているぞッ!な…なんだあの姿はッ!」
ジョルノ「なんだウンガロじゃあないか。いつの間に増えたんだ?」
仗助「ウ…ウンガロじゃあねえッスよ!どう見ても完璧にトカゲとか爬虫類の類ッスよおお〜〜!」
ジョルノ「まさにウンガロじゃあないですか。」
ジョニィ「いいかげんウンガロから離れてよ!あれは図鑑で見たことがある…『恐竜』だッ!
だがぼくたちの学校の制服を着ているぞッ!どういう事だ?」
恐竜「ギャアアアアーーース!!」
ジョニィ「お、襲ってくるぞッ!『タスク』ッ!」
ドバ!ドバ!ドバ!ヒュン!ヒュン!
ジョニィ「この距離で『爪弾』をかわしたッ!」
仗助「『クレイジー・D』ッ!ドラララララララァァァーーーッ!!」
ジョルノ「『ゴールド・E』ッ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァーーーッ!!」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
仗助「グレート…!オレの『クレイジー・D』とジョルノの『ゴールド・E』のラッシュすらかわしやがったッ!」
ジョルノ「近距離パワー型スタンド二体のラッシュをかわすとは…腕を上げたな…ウンガロ…。」
ジョニィ「だからウンガロじゃあないって『無駄ァァ!』タコス!」
フェルディナンド「おい、ジョルノ…そこの君だ…君は今何をした?今捨てたよな?その『ジョニィ』を捨てたよな?この大地に…。」
仗助「あれは…生物のフェルディナンド先生じゃあねえか…。どういう事だ…?」
フェルディナンド「『ジョニィ』とかゴミとかを適当にポイ捨てするって行為はだな…この「大地」を敬っていない事の証明だ。
そんなに君は偉いのか?君はこの恵みある「大地」より偉いっていうのか?」
ジョルノ「一応ギャングのボスやってますんでね。偉いんじゃあないかって思いますよ。」
ジョニィ「それよりぼくをゴミと同列に扱ってることに抗議してよ!」
ジョルノ「黙れ粗大ゴミ」
仗助「(本当にコイツ鬼だなあ〜〜。)な、泣くなよ…ジョニィ…。だけどよおお〜〜
なんで先生のあんたがここにいるんスか?コイツらはいったい?」
フェルディナンド「最近真面目に『プログラム』に参加しない生徒が多いのでね。わたしたち教師にも参加命令が出たんだ。
そして真面目に参加しない生徒たちをわたしの『スケアリー・モンスターズ』で恐竜化させ支配下に置いた…。
スタンドの攻撃をかわしたのはスタンドの支配下に置いているので見えるって事で脳内補完してくれ。」
仗助「…あれ?でも『スケアリー・モンスターズ』ってお隣のディオさんの弟のディエゴさんの能力じゃあないッスか?」
ジョルノ「パクリですね…みっともない。パクリなんて無駄なんだ、無駄無駄……。」
ジョニィ「偉そうなこと言ってパクリ能力じゃん。しかも教師のくせに…。」
フェルディナンド「ち、違うーーーー!ディエゴがわたしのをパクッたんだーーー!!」
仗助「パクるやつって必ずそういう事言うッスよね。」
ジョルノ「そのうちリスペクトとかオマージュとか言い出しますよ。」
ジョニィ「いや自分がオリジナル主張してるからもっとタチ悪いよ。」
フェルディナンド「………orz」
フェルディナンドの授業風景(カエルの解剖)
徐倫「うわッ!気持ち悪ッ!」
フェルディナンド「おい徐倫…そこの君だ……君の事だ徐倫・ジョースター」
徐倫「何ですか?先生」
フェルディナンド「君は今何をした?今捨てたよなその『カエルの臓器』を捨てたよな?この大地に…今捨てたよな?そういうものを捨ててんじゃあないぞ。キモイから」
徐倫「キモイからかよッ!」
花京院・リキエル・墳上の場合
フェルディナンド「オイ リキエル・墳上 君たち今何をした?今捨てたよなその『ジュースの缶』を」
リキエル「そうでスけどゴミ箱に入れようとしただけッスよ」
墳上「そんなことでいちいちネチネチ言いにくんじゃあねーぞ先公の分際でよッ!」
フェルディナンド「貴様らァァァッよくも教師の私にィィィッそれはそうと解剖はどうしたんだッ!」
花京院「いえ、僕らのチームはもう解剖は終了しました。既に」
フェルディナンド「あ、そう」
ジョルノの場合
フェルディナンド「(コイツ…普通もっと躊躇するだろうに…顔色も変えずにカエルを解剖している…)」
@@@
ニヤニヤ(・∀・)
フェルディナンド「(しかも笑ってやがる…!コイツ……悪魔かッ!?)」
ブチャラティ「コイツには、顔色をけほども変えずにカエルを解剖するというスゴ味があるッ!」
フェルディナンド「何で現国教師のお前が出てくるんだァァァーーッ」
フェルディナンド「この大地を尊敬しないゲス者が…このわたしに対して…。口の利き方を知っているのか?」
仗助「おめーの口をきけなくする方法なら知ってるんスけどね〜〜。本体自ら姿を現してくれるなんてよおお〜〜。
ドララララララララァァァーーーーッ!!」
ジョニィ「あああッ!危ないッ!仗助兄さんッ!」
バギャアアアア!!ズシイイイ!!
仗助「ガハァァァ!!」
フェルディナンド「何故わたし自ら姿をあらわしたかわかるか?君たちはわたしに指一本触れられるわけないからだ。
こいつらは地上最強の護衛であり攻撃生物だ。君たちのあらゆる動作を上回る!」
恐竜「ギャアアアアアーーーース!!」
ジョニィ「くそッ!仗助兄さんがやられるッ!『タスク』ッ!」
ドバ!ドバ!ドバ!ヒュン!ヒュン!
ジョニィ「こいつらも動体視力ッ!!全然『タスク』が命中しないッ!」
ジョルノ「いや、ジョニィ!撃ってみなければわからないッ!」
ドバ!ドバ!ドバ!ヒュン!ヒュン!
ジョニィ「だ…駄目だ…やはりかわされるッ!」
ジョルノ「いやジョニィ、この『爪弾』がいいんだッ!既に『爪弾』にはぼくが『生命』を与えているッ!
ジョニィ!うろたえるなッ!そのまま爪弾行くぞオオオオオ!!」
ザワザワザワザワ!
フェルドナンド「『爪』からツタがッ!!これで恐竜達の動きを止めるつもりか?だがこんなものでッ!」
ドドドドドドドド・・・
ジョニィ「一瞬で十分だ…この恐竜どもの動きを止められれば…。恐竜どものスキ間。必ずいい角度があるはず。
ヤツまでのこの距離ッ!恐竜どものスキ間を探せッ!そこだッ!『タスク』ッ!!」
ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ババババ!!
フェルディナンド「ガババババババァァァーーーーッ!!」
ジョニィ「や…やったか?」
仗助「ハァ…ハァ…助かったぜ…ジョニィ…。」
ジョルノ「…いや…まだだ…連中の恐竜化は解けていない。」
恐竜「ギャアアアアアーーーース!!」
ジョルノ「ツタをちぎってこちらに向かってくるッ!この数ッ!そして動体視力ッ!厄介だが迎え撃つしかない!」
ジョニィ「逆だッ!絶対動くなッ!奴らには止まっているものは見えていないッ!」
仗助「なんだって?どうしてそんな事わかるんだ?ジョニィよおおーーー!?」
ジョニィ「何って前世の記憶で『無駄ァァ!!』タコス!!」
ジョルノ「前世なんてものはありませんよ。ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから。」
仗助「それによおお〜〜奴等相手に止まってやり過ごすなんて事はよおお〜〜最初からやりたくない事だぜッ!
さっき奴等にやられたおかげでオレの血はあいつらにたっぷりかかっているからよおお〜〜。
雨もあがってその血もそろそろ乾いてくる頃だからな…。俺のクレイジー・Dは自分の傷は治せない…
だが『固まった血』なら…体外に流れ出て『固まった血』ならよォ〜ただの『物体』だ!
もう自分のじゃねえ!簡単に集めてくっつけられるからなぁ〜!俺とジョニィの『自動追尾爪弾』だぜ…!」
ジョニィ「ぼくの『爪弾』に仗助兄さんの凝固した『血』を封じ込めたッ!『タスク』ッ!!」
ドン!ドン!ドン! ドボォ!ドボォ!ドボォォ!!
恐竜「ギャアアアアアーーーース!!」
ジョニィ「恐竜に何体かダメージは与えたが数が多すぎるッ!本体のフェルディナンド先生を倒さなくてはッ!」
仗助「でも肝心のフェルディナンド先生がどこにも見あたらねえぜ…ハッ!!なんだ?オレの身体がッ!」
ピ!ピピ!ピ!
ジョルノ「ああ〜どうやら『恐竜』にダメージを受けるとウイルスのように『恐竜化』が感染するようですね。
ぼくがダメージを受ける前にわかってよかった。」
ジョニィ「よくないよ!仗助兄さんが恐竜化したらどうすんのさ!」
ジョルノ「その姿はトサカ頭で有名な『パラサウロロフス』みたいですね。仗助兄さんらしいな。」
仗助「てめーオレの頭がパ…パ…ミス・パンティストッキングみてーだとおお……とか言ってる場合じゃあねえぜ!
意識が支配されそうだ……。」
ジョルノ「パしか合ってませんよ。それにしてもディエゴさんのパチモノ能力にしちゃあ上出来だな。
『恐竜化』の感染能力はディエゴさんのものより上だ。
だが所詮パチモノ能力…。自身を恐竜化する事はできない。
できるんならさっき現れた時に恐竜化してくるはずだし、ジョニィの『タスク』も難なくかわしたはずだ。」
ジョニィ「解説してないでなんとかしてよ!」
ジョルノ「だからぼくがダメージを受ける前でよかったって言っているだろ?さっき君の『爪弾』に生命を与えた。
嗅覚に優れたモグラにな…。モグラは地面の下から『本体の位置』を教えてくれているッ!」
モコモコモコモコ…
ジョルノ「そこの恐竜の!体内に隠れているなッ!行くぞッ!!」
仗助「オレの意識が支配される前で良かったぜ…『恐竜化』のおかげでてめーらにも対抗できる…!
ドララララララララァァァァーーーーーーッ!!」
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!
ジョニィ「そこだッ!食らえッ!『タスク』ッ!」
ドバ!ドバ!ドバ!ドゲシイイイイ!!
フェルディナンド「ガババババババァァァーーーーッ!!な…な…んで…わかっ…た…!?」
ジョルノ「これから再起不能になるあんたに教えても無駄なんだ…無駄無駄…。
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァーーーッ!!」
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!ドグシャアアアア!!
仗助「…ふぅ〜〜恐竜化が元に戻ったぜええ〜〜。オレのヘアースタイルもよおお〜〜。」
ジョニィ「他の人たちも全員元に戻ったようだね……ハッ!」
ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァーーーッ!!」
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!
ジョニィ「な、なにやってんのーーー!?ジョルノ兄さんーーー!?
無抵抗の気絶した一般生徒相手にーーーーー!?」
ジョルノ「なにって決まってるじゃあないですか。このぼくの優勝の障害になるものは早いところ芽を摘んでおかないとね。
ただの一般生徒とはいえ油断は禁物だ。潰せるものは潰せるうちに潰さないと。」
仗助&ジョニィ(やっぱりコイツ怖ええええーーーー!!)
フェルディナンド先生他一般生徒多数・・・再起不能(リタイア)
ジョルノ「僕は、この中学を首席で卒業したい…そのことに関して僕は必死だ」
マライヤ「だったら遅刻せずに最後まで授業受けろこの…ビチグソがァァーーッ」
ジョルノ「おやおやいいんですか?マライヤ先生……僕はこの学校の校長に顔が利く……アナタ一人の人生を終わらせる事なぞ、造作もない…」
マライヤ「………クッ…」
ジョルノ「それでいいんですよ。じゃあそろそろ僕帰りますね。」
マライヤ「(私はこの学校が嫌いだ!一人の生徒にへーこらする態度に虫酸が走るのだ!)」
エンポリオ「とりあえずみんな支給品の確認から『ドカァァァァン!!』ヤッダーバアアアアアァァアァアァア」
吉良「何故おまえが仕切っているんだああああ!!早人に仕切らせろッ!!」
ナランチャ「早人のパパ…介入しすぎじゃあねえ?」
早人「うん、ごめん…(でもエンポリオ、よくあんだけパパの爆弾受けてリタイアしないなあ…隠れた優勝候補じゃね?)
とりあえずエンポリオの言うとおりバッグの中身を見てみようよ。あれ?このCDみたいのは?」
エンポリオ「これは『水をお湯に変えるスタンドのディスク』だね。あとは『ベレッタM92F』、『アーミーナイフ』だね。
まあまあ当たりなんじゃあないか?この武器は『ザグゥッ』『ドカァァァァン!!』ヤッダーバアアアアアァァアァアァア」
吉良「知った風な口をきいてんじゃあないぞオオオオ!!このちっぽけな小僧がああああああ!!」
ナランチャ「チキショオオオ!!オレの方が年上なのによおおおお〜〜!!」
早人(学習機能ないのか?エンポリオ……。)
吉良「……!ちょっと君たちはここで待っていてくれ」
ナランチャ「…?おじさん、どこへ行くの?」
吉良「なんでもないよ。ちゃんと早人の言う事を聞いていい子にして待っているんだよ」
ナランチャ「うん!わかったよおお〜〜。早人のパパ〜〜〜」
早人「パパ…?」
ドドドドドドド・・・
吉良「わたしの知り合いか?おや!全然違ったあああ。だが何故他人の子供を覗きに来る?
他二人のガキはどうでもいいが……早人を襲わせるわけにはいかないからな…。
か、勘違いするんじゃあないぞ!早人を襲われるとくぁwせdrftgyふじこlp;
…オホン オホホーン…で、貴様は何者だ?名前は?」
オエコモバ「オレは科学教師のオエコモバだ。それ以前におまえこそ誰だよ!?おまえどう見ても生徒じゃあないだろ!
親がなんで子供の修学旅行にしゃしゃり出てるんだよ!?」
吉良「質問を質問で返すなあーっ!!疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか?
わたしが「名前」はと聞いているんだッ!」
オエコモバ「今言ったじゃあねえか!!」
ミドラー「ハイ、教科書の36P開いて…This is a pen…このthisっていうのは…」
ドッピオ「英語のミドラ−先生ッ!相変わらずものすごいHな服装だぜッ!普通の先生にはできない格好を
平然とやってのけるッそこにシビれる!あこがれるゥ!」
セッコ「うおおっうお!教師でありながら鰓い服装を…じゃなくて…鰭い格好は違う…うぐぐ…」
ホットパンツ「エロい格好?」
セッコ「知ってんだよオオォォッ!!国語の教師か、うう…うう…うおお、おっ、おっ、オメーはよォォォォ」
ホットパンツ「国語の先生はブチャラティ先生だけどね…あれ?ドッピオ?」
ドッピオ「とおるるるるるるるるるるる、ぷつッ!もしもし、はいドッピオです。」
ホットパンツ(今日は筆箱か…わりと普通だな)
ディアボロ「そんなにエロい格好の教師がいるのか…?オレもすぐに向かうッ!オレがその教師を観察するッ!」
ドッピオ「ザケてんじゃあねーぞッ!!なんでこんな肝心な時に電話してくるんだぁぁぁぁぁッ!!
生徒はオレだッ!だからオレが見るッ!」
ミドラ−「ちょっとドッピオくん。何一人で騒いでるの?あんまりうるさいと授業からつまみ出すわよ。」
ドッピオ「あ、すみません先生(チキショー、ダメ親父ッ!てめーのせいでつまみ出されるところだったじゃあねえか!)」
セッコ「うおおうおっ!でもよおォォォオオ!ドッピオ!ミドラ−先生の悩殺ファッションに無反応な野郎がいるぜ!」
ドッピオ「あ、ジョニィか。あいつは…その…ホモだからな…。何も感じないんだろ」
ジョニィ(ぼくの家じゃあ徐倫姉ちゃんが下着姿とかノーパン姿とかコミケのコスプレ姿とか
ミドラ−先生以上の格好でいつもうろついてるからなんでもないんだよね)
ジョニィ・ジョースター・・・ホモ疑惑、依然変わりなくッ!
ディアボロ・・・ドッピオが代わってくれなかったショックで精神で死亡
オエコモバ「てめーが何者かは関係ねえ…だが恐らく『早人を襲わせるわけにはいかない』って言ったから川尻早人の父親か?
とりあえず『プログラム』の邪魔をする者は許さない。死んでもらうぞ」
スッ!ズバアアア!!
オエコモバ「チェッ!おしい」
吉良(この男…なんとかわたしに触れようとしている…なんの能力だ?触れられたらヤバそうなのは間違いないな…)
オエコモバ「オレの能力を警戒しているようだな…だが直接触れる必要はねえ」
チョボチョボチョボ・・・
吉良「なんだ…こいつ…水筒の水をこぼしているぞ…」
オエコモバ「…さっきまでの雨で…このあたりには水たまりが大量に出来ている…」
吉良「ハッ!足元の水たまりに時計のピンのようなものが…!!」
ピン!ピン!ドグォ!ドグォ!ドガァァン!
オエコモバ「オレの触れるものは!地雷にできるッ!跡形もなく消し飛んだようだな……ハッ!」
ドドドドドドド・・・
吉良「…まさかわたしと同じような能力とはな…「ピン」に気付いた瞬間…足元を『爆弾』に変え爆破した…。
そして空中に吹っ飛ばされる事でおまえの爆風を避ける事が出来た…。
ヤバい予感はしていたがまさかわたしと同じ『爆弾化』とは予想できなかったがな」
オエコモバ「う…上だとおおお!!まさかコイツもオレと同じ能力をッ!」
ストッ!!
吉良「これ以上早人を攻撃させるわけにはいかない。きさまには……消えてもらう!」
※すみません。
>>971も修学旅行です。
オエコモバ(『触ってピンが飛んだら爆発』…というオレの能力の特徴がヤツに理解されてしまった…。
オレもヤツの能力をキチンと理解しなくては…。ヤツはオレと一定の距離を保っているが攻撃はしてこない…。
恐らく射程は2〜3mってところか?この距離ならオレに分があるッ!)
バシィィ!
吉良「…?何かを叩き落した…?こ、これは…ッ!」
ワァァァァ!!
吉良「『蜂の巣』だッ!!全部の『蜂』にピンが取り付けられているぞッ!叩き落せッ!『キラークイーン』ッ!」
ドガァァ!ドグォ!ドガァァン!
オエコモバ「へえ…その『猫』みてーなビジョンがあんたの『スタンド』か…致命傷になる前の距離で蜂を叩くことで
爆破させ…他の蜂も爆破させたのか…だが…オレの攻撃は終了しているんだぜ」
吉良「な…なんだと…『ドグォォ!』…うぐおお!こ…これは…!!わたしの口の中がッ!!タ…タバコの『煙』だとおおッ!!」
オエコモバ「フ〜〜〜。生きている限りは呼吸を止めるのは不可能だからな…。吸い込んで吐き出したもの!
オレが触れるモノは全て!地雷にできるッ!」
吉良「なるほどな…お前とわたしの能力では若干の違いがあるようだ…。わたしは一対象しか爆弾にできないが
おまえは複数、あるいは液体や気体でさえも爆弾にできる…その点ではわたしより優れているな。」
オエコモバ「それがどうした?おまえはもう網カゴに入れられたまま火をくべられたネズミと同じ!
借金でクビの回らないヤツが『闇金融』からカネ借りちゃったのと同じ事よ!もうどーしょーもないって事!」
ドドドドドドドドドド・・・
吉良「わたしはさっき蜂を爆破した際…一匹だけ捕まえていたんだ…。捕らえた蜂はおまえの壊した巣に戻ろうとする…。
そして…わたしの能力が貴様より優れている点は『接触』しなくても『手動点火』できる点だな」
ブゥーーン!
オエコモバ「…ハッ!」
ドカァァァン!!
オエコモバ「……ぶっ!」
吉良「やはり…まだ浅いな…顔半分が内部でふっ飛んで、脳ミソが1/3ぐらい顔の肉とシェイクされただけのようだったがね…」
オエコモバ「ハァ…ハァ…だがお前のガキたちを狙ってんのがオレだけだと思ってんのか?オレ以外の他のヤツが
今ごろおまえのガキ達を始末しているころだぜ?」
吉良「…な、なんだと!?こうしてはいられない…。とりあえずおまえはこの爆弾に変えた百円で…もいっぱあああつッ!!」
オエコモバ「うわああああああああ!!」
ドカァァァン!!
吉良「…早人ッ!待っていろッ!…いやこれは早人を襲われるとくぁwせdrftgyふじこlp;」
To Be Continued